ゲストのおもてなしに関わる料理や引出物は、節約してはいけない部分です。
でも、ウェディングケーキは、入刀用ケーキ「セレモニーケーキ」にすることで、節約できます!
そもそも、どんなコース料理にも、必ずデザートがついてきませんか?
今まで参加した披露宴のお料理の最後に、「ウェディングケーキ」がでてきていたら、わざわざケーキ入刀演出のために追加しているのです!
ケーキ入刀用ためだけのケーキですが、生ケーキよりも少ない予算で、好みのデザインにできるなどメリットもたくさんあります。
この記事では、食べられない入刀用ケーキ「セレモニーケーキ」について詳しくご紹介します!
入刀用ケーキ「セレモニーケーキ」で節約!
「入刀用セレモニーケーキ」とは、イミテーションケーキとも言われます。
つまり、食べられないケーキのことです。
「イミテーションケーキ」とは、ケーキカットのために用いられる食べられないウエディングケーキ。
新郎新婦がナイフを入れる部分のみが生ケーキになっている。生ケーキよりも価格は安く、大きく作れるので大会場では映える。
ゼクシィウエディング用語集より
「ゼクシィ」によると、ウェディングケーキの歴史は古く、古代ギリシャ時代、結婚式のお菓子として使われてたスパイシーケーキに由来だそう。
新郎新婦のこれからの幸せを願って、その願いが天まで届くようにと高く積み上げるようになり、また、ケーキを分けて食べることで幸せを分かち合う意味も込められています。
入刀ケーキ以外の節約方法
結婚式の定番演出といえば「ケーキ入刀」を節約するためには、ウエディングケーキ以外のものにカットする演出に変えることでも可能です!
- 菰樽(こもだる)を開ける
- ジャンボシュウマイ入刀
- ホールソープ入刀
- バームクーヘン入刀
- 新郎新婦の好きなものに入刀
わたしたちは、友人向け披露宴1.5次会で巨大バームクーヘンに入刀!
まるごと一本は、とっても大きく迫力があり、盛り上がりました!
生ケーキを準備するより低い予算で、デザートのおもてなしと、楽しい演出に変えることができました。
入刀用ケーキのメリット&デメリット
ケーキ代金が安い!
- 「生ケーキ」… 平均5万円~
- 「セレモニーケーキ」…平均1万円~3万円
生クリームでデコレーションした一般の生ケーキにすると、平均5万円~というお値段です。
また式場によっては、一人1000円×人数分という料金計算の場合もあります。
ケーキをオリジナルデザインにする場合やフルーツをたくさん飾ると、さらに金額は上がっていくでしょう。
セレモニー用に作れた「イミテーションケーキ」の場合は、平均は1万円~とかなり費用を抑えられます!
式場によっては、すでにお料理のプランに入っている場合もあり、かなりお得です!!
見栄えが良く写真が映える!
「生ケーキ」は1段の場合が多く、平面的になってしまうのに対して、大きく高さのある「セレモニーケーキ」は、会場が広くても、高砂席が引き立ちとても華やかです!
入刀シーンの写真が、とても綺麗に映えます!!
衛生上も安心!
実際に、生ケーキに入刀している披露宴でも、ホコリなどの衛生的な問題で、コースの最後に配られるケーキとは違う場合があります。
食品ロスの問題もありますし、式場が入刀したケーキを配ることができないのなら、最初からセレモニーケーキにした方が賢い選択です!
披露宴の間ずっと飾っていられる!
「生ケーキ」にケーキ入刀する場合は、上記の衛生上の問題もあり、ケーキ入刀シーンのみ持ってきて、すぐに下げられてしまいます。
「セレモニーケーキ」にすると、披露宴開始直後から飾ることができて華やかです!
ウエディングケーキを食べないゲストもいる!
もともと披露宴の料理の最後には、フルーツやムースなどといったデザートは必ずついています!
料理コースにデザートを食べた後、さらに最後にウェディングケーキも出されても、食べられないという少食のゲストや、甘いものを好まない男性ゲストは意外と多いもの。
お料理やお酒でお腹いっぱいになったあとの「生ケーキ」は重くて、美味しさも半減してしまうかもしれません。
入刀用ケーキでもファーストバイト可能!
ナイフが入刀できる切込みだけあるケーキもありますが、ケーキ入刀のあと、ファーストバイトの演出をしたい場合は、食べる一部のみを生ケーキにすることもできます。
そのため、ケーキすべてを生ケーキにするより、安く済むのです!!
ちなみに、わたしは、ファーストバイトをやりたくなかったので、巨大桃まんじゅうに入刀しました(笑)
「入刀用ケーキ」のデメリット
「ウェディングケーキ」は、生ケーキが主流になっている今、ケーキ入刀して、ファーストバイトの演出をしているにも関わらず、ゲストにケーキが振る舞われないと疑問に思う方もいます。
特に女性ゲストは、デザートを楽しみにしていることも多いので、ケチったと思われても仕方がないでしょう
たとえ「セレモニーケーキ」を利用しても、ゲストにおもてなしする方法を考えておきましょう!
- ウエディングケーキを節約する分、お料理をランクアップする
- デザートビュッフェを入れる
- 引菓子をケーキにする
コース料理の最後には、デザートはあるため、他のお料理などを充実させることが一番おすすめです!!
実際の結婚式「セレモニーケーキ」の一例
写真は、大切な友人の披露宴に参列した時の写真です。
いたって普通の2段ケーキに見えますが「イミテーションケーキ」でした!
ケーキ裏面の写真はありませんが・・・
ケーキの1段目の一部がファーストバイト用として、ロールケーキ分より少ないぐらいの生ケーキになっていました。(新婦と写真撮るときに覗いたw)
こちらは、イミテーションケーキなので、もちろん食べられません。
披露宴の食事の最後にはプチケーキ&コーヒーがあったので、料理に対して不満もなかったです。
ゲストの立場としても、演出として「入刀用ケーキ」を選ぶことも全然ありだなと思いました!
二次会は「生ケーキ」でおもてなし!
友人の披露宴は「イミテーションケーキ」でしたが、レストラン貸切の二次会では「生ケーキ」に入刀していました。
二次会では、生ケーキをビュッフェ形式でたくさん食べられて、ゲストのわたしも大満足でした!!
\「ウェディングケーキ」を会場までお届け/
【まとめ】ケーキで節約するなら、料理のランクアップでおもてなし!
- 披露宴中飾ることができるので、見栄えが良く写真が映える!
- セレモニーケーキでもファーストバイト可能!
- 生ケーキが主流のため、別のもてなしを考えることが重要!
- 披露宴を「イミテーションケーキ」二次会を「生ケーキ」にする方法も!
「セレモニーケーキ」は食べられないケーキです。
ケーキ入刀用ためだけのケーキですが、生ケーキよりも少ない予算で、好みのデザインにしたり生花を飾ったり、高さのあるケーキにしたりと自由自在に変えられます。
生ケーキが主流の今、セレモニーケーキで節約するなら、コース料理やデザートをランクアップすることを忘れずに、ゲストにおもてなししてみてくださいね。
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