結婚式準備していると、ふと湧き上がる素朴な疑問がありますよね。
「ウェルカムドリンク」って何?必要なの??と感じる新郎新婦さんも多いでしょう。
料理や引出物など、ゲストに関することは節約してはいけない部分ですが、ウェルカムドリンクは、そもそも別料金です!
季節や待ち時間・ゲストの顔ぶれなどを考えて、必要かどうか決めることがが大切です。
「ウェルカムドリンク」がいらない結婚式は、主に4つのケースがあります。
- 式場サービスで控室にドリンクがある
- 挙式や披露宴前に「演出」を用意している
- 季節が「春」または「秋」の場合
- ゲストが来る時間がまちまち
>>>詳しく「「ウェルカムドリンク」がいらない結婚式の条件」を読む
ウェルカムドリンクが必要なのか、いらないか迷っている方に、ウェルカムドリンクについて、詳しく解説します。
結婚式の「ウェルカムドリンク」とは、待ち時間のおもてなし!
「ウェルカムドリンク」とは、挙式が始まる前や、挙式後から披露宴までの待ち時間のおもてなしとして、ドリンクを提供することです。
披露宴が始まるまでの間、控室などでゲストにふるまわれるドリンク。ふたりのために出席してくれたことを感謝すると同時に、開始時間までドリンクを楽しみながらくつろいでもらうためのサービス。
引用:ゼクシィウエディング用語集
ウェルカムドリンクは別料金!
結婚式の見積もりでチェックする「ドリンク類」は、4つあります。
- ウェルカムドリンク
- 乾杯用ドリンク
- 食事中のドリンク
- 食事中のドリンク(プラン外)
「乾杯用ドリンク」は、乾杯発声時のスパークリングワインなどの飲み物。
「食事中のドリンク」は、プランに含まれるフリードリンクです。もし、ゲストがプラン外の飲み物をリクエストした場合のみ、追加で請求されます。
「ウェルカムドリンク」は、乾杯用ドリンクやお料理のプランに含まれるドリンクとは、別の請求になることが多いので、注意しましょう。
ウェルカムドリンクの費用と相場
ゲスト1人に対して、500〜3500円が相場です。
ドリンクの内容やアルコールの有無、軽食付きなどで金額が変わります。
仮に、一人1000円の金額でも、50人のゲストがいれば5万円かかります!
挙式や披露宴の待ち時間に、本当に「ウェルカムドリンク」が必要かどうか、考える必要があるでしょう。
「ウェルカムドリンク」がいらない結婚式の条件
ウエルカムドリンクは“待ち時間のおもてなし”ですが、気遣いになるかどうかは、季節と時間によって違います。
ウェルカムドリンクなしでも問題ないケース
ウェルカムドリンクがいらない結婚式は、主に4つのケースがあります。
- 式場サービスで控室にドリンクがある
- 挙式や披露宴前に「演出」を用意している
- 季節が「春」または「秋」の場合
- ゲストが来る時間がまちまち
式場サービスで控室にドリンクがある
特に、ホテルウェディングの場合、控室に桜茶などが無料で用意されていることがあります。
式場に確認したうえで有効利用しましょう!
実際に、私たちの結婚式でも、親族控室にはお茶のサービスがありました。
挙式や披露宴前に「演出」を用意している
受付時にメッセージを書いてもらったり、挙式後の写真撮影など予定している場合、ドリンクをゆっくり飲む時間があまりないでしょう。
「演出」で待ち時間を楽しませることができれば、ウェルカムドリンクは必要ありません!
季節が「春」または「秋」の場合
過ごしやすい季節の結婚式で、待ち時間が少ない場合は、ウェルカムドリンクを省略しても差し支えないでしょう。
ゲストが来る時間がまちまち
ウェルカムドリンクは、飲んだ杯数ではなく、一人あたりの人数分の請求です。
挙式からのゲストと、披露宴からのゲストがいるなど、別々に時間を案内している場合、すべての人にドリンクが行き渡らない可能性があります。
ゲストが来る時間がまちまちなら、公平な項目にお金をかける方が堅実です!
ウェルカムドリンク代わりのアイデア
ウェルカムドリンクを用意しない場合、ドリンクの代わりにできるおもてなし方法を紹介します。
- 「ドリンクチケット」を用意
- 受付のお菓子(キャンディーなど)
- 「ウコン」や「美容ドリンク」を持ち込み
「ドリンクチケット」を用意
式場併設のカフェで使える「ドリンクチケット」をゲストに渡すという方法があります。
ウェルカムドリンクを用意すると、一人あたりで計算されますが、「ドリンクチケット」の場合は、1杯分の料金で、チケット分しか請求されません。
実際に、わたしたちの結婚式では、待ち時間のあるゲストに“ホテルのカフェ利用券”を渡しました!
受付のお菓子
プレゼント感覚でできる「受付のお菓子」は、ちょっとしたおもてなしになります。
夏場でなければ、キャンディーやチョコレートもおすすめですよ。
美味しい結婚式のお料理を食べる前に、飲み物や軽食を好まないゲストにとっても、気遣いになるでしょう。
「ウコン」や「美容ドリンク」を持ち込み
お酒好きゲストが多い場合、アルコールのウェルカムドリンクを用意するより、受付時に「ウコン」を用意しておくという方法もあります。
女性ゲストには「ウコン」より「美容ドリンク」が喜ばれます!飲めなかった場合は、持ち帰りもできて、嬉しいお土産にもなるでしょう。
式場から持ち込み料金が請求されないか確認して、用意しましょう。
「ウェルカムドリンク」が必要な結婚式
結婚式で「ウェルカムドリンク」を用意した方が良いケースを紹介します。
ウェルカムドリンクが必要なケース
- 季節が「夏」「冬」の場合
- 待ち時間が長い
- 遠方ゲストが多い
季節が「夏」「冬」の場合
暑い時や寒い時、ほっと一息できる一杯はゲストにとっても嬉しいものです。
地域にもよりますが、6・7・8月、または12・1・2月挙式の方はぜひ検討をしましょう。
待ち時間が長い
挙式終了から披露宴開始まで、1時間以上かかる場合は必須!
一般の結婚式では、披露宴開始までの待ち時間は30分程度です。
訳あって待ち時間が長くなってしまった場合は、ドリンクがあった方が、ゲストが時間を持て余すことが減るだけでなく、気遣いにもなるでしょう。
遠方ゲストが多いとき
交通機関を使って何時間もかけてくる遠方ゲストが多い時は、ドリンク1杯でも用意しておくとおもてなしになります!
遠方ゲストのためなら、ウェルカムドリンクを挙式後ではなく、挙式前に設定することもおすすです。
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式場がゲストハウス場合は、演出のひとつになる
ゲストハウスや専門式場の場合は、庭園やバーカウンターなど独自の設備を利用して、ドリンクや軽食を出すことができます。
ウェルカムドリンクが、「ひとつの演出」にも「おもてなし」にもなるメリットを活かして、ゲストを楽しませましょう!
ウェルカムドリンクの必要性は、季節・時間・ゲストを考慮!
「ウェルカムドリンク」を追加料金で振る舞うか省略するかは、季節や待ち時間、ゲストの顔ぶれなどを考慮して決めましょう。
季節の良い時期の挙式で、待ち時間が少ない場合は、「ウェルカムドリンクなし」でも問題ありません!
代わりに、演出や受付のお菓子を用意したり、ゲストに関わる他の項目ををグレードアップする方が、ゲストのおもてなしになりますよ。