結婚式「妊婦さんのゲスト」を招待するときの配慮と喜ばれるおもてなし

妊婦ゲストおもてなし・アイキャッチ画像 ゲスト対応

※記事内にプロモーションを含む場合があります。

結婚式に妊婦さんを招待することになった時、妊娠報告に嬉しくもなりつつも、結婚式準備で心配になることもあるでしょう。

わたしたちの結婚式でも「妊婦ゲスト」を招待し、わたし自身も妊娠8ヶ月の時に「妊婦ゲスト」として結婚式に参列しました!

妊婦中に招待されたときの記事はこちら♪
>>>『妊娠8ヶ月で参列!妊娠中に結婚式招待されたら準備すること』(姉妹ブログ)


\妊婦ゲストに配慮すること/

実際に経験してわかった「妊婦をおもてなしする側&される側」両方の視点で、気を付けたいことを記事にまとめました。

妊婦さんにほんの少しの配慮することで、他のゲストと同じように結婚式を楽しく過ごしてもらえますよ!

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結婚式「妊婦ゲスト」への招待状はどうする?

バラと手紙・イメージ画像

最初から遠慮して招待しないのはNG。

「親しいと思っていたのに、声も掛けてもらえなかった」とゲストを悲しい気持ちにさせてしまいます。「大切な〇〇さんにはぜひ来てほしいのだけれど」という声掛けはきちんとした上で「無理しないで」と思いを伝えましょう。

招待したいけど迷うゲストへの声掛けマナー(ゼクシィより)

妊婦ゲストの招待するにあたって、まずすることは、「体調がよくなかったら気にせず欠席してね」ということを伝えることです。

招待状を送った後に、妊娠を報告されたら、返信はがきをギリギリまで待つことを伝えます。

もし、出席はがきが届いた後なら、体調次第で欠席していいということを連絡しておきましょう。

それだけで「妊婦ゲストという重荷」が少しでも楽になるので、招待する前からの気遣いになるのです!

結婚式を欠席可能と伝えても、招待する側は、席次表やお料理などの準備があります!

何月何日までキャンセル可能なのか式場に確認して、期日までにお返事をもらえるようにしておきましょう。


一般的には「妊娠安定期のみ」参加可能

妊婦さん・イメージ画像

妊婦ゲストが参加できる時期は、こればかりは人それぞれです。

ただ確実に参加できる確率が高いのは、安定期と言われる『妊娠中期』です!

妊娠ゲストをお誘いする場合や、あとから発覚して報告を受けた場合は、結婚式が妊娠何ヶ月目にあたるのかということが重要なポイントになります。

  • 妊娠初期(1~4ヶ月目)… 要注意!
  • 妊娠中期(5~7ヶ月目)… 安定期なのでOK
  • 妊娠後期(8~10ヶ月目)… 要注意!

妊娠初期(1~4ヶ月目)

妊娠は前回の生理開始日から計算するため、一般的に2ヶ月目に病院で胎児の心拍を確認できてはじめて妊娠が確定します。

3ヶ月目は、妊婦の85%が経験する「つわりの時期」です。

4ヶ月目はつわりの症状が治まり、仕事を中断していた方も復帰できるぐらいまで回復しますが、胎児に栄養を送る胎盤は、4ヶ月終わりに完成するため無理はできません!

妊娠初期の場合は、つわりがなく体調がいい方でも、母体に関係なく遺伝子に問題があれば流産が起こるかもしれない時期です。

結婚式に参加する場合は、近場で短時間のみなど無理のないスケジュールが望ましいとされています。

妊娠中期(5~7ヶ月目)

この3ヶ月間は、安定期のため比較的妊娠が安定する時期です。

双子妊娠だったり35歳以上の高齢出産だったり、もともと婦人科の病気を持っていたりすると、安定期であっても自宅安静&入院安静が必要な方もいます。

特に問題がなければ、遠方の結婚式や一日中の結婚式参加もしやすい時期になるでしょう。

妊娠後期(8~10ヶ月目)

小柄な方や細い体型の方でもお腹が目立つ時期で、様々なマイナートラブル(貧血・頻尿・食欲不振など)が起こりやすく、結婚式参加には細心の注意を払わなければいけません。

特に、臨月と呼ばれる10ヶ月目は、いつ生まれてもいい状態です。

妊娠後期の結婚式参加は、妊娠初期同様に無理のないスケジュールで、新郎新婦とよほどの関係でないと互いに迷惑がかかってしまうでしょう。


【経験談】結婚式に妊婦ゲストを招待しました

人前式中の写真

わたしたちの結婚式では、実際に3名の妊婦ゲストを招待し、最終的に参加または不参加になりました。

招待した妊婦ゲスト3名
  • 妊娠3ヶ月のゲストが不参加
  • 妊娠5ヶ月のゲストが参加
  • 妊娠10ヶ月のゲストが不参加

妊娠3ヶ月のゲストが不参加

招待状の「出席」の返事が届いた後に、妊娠が発覚。

つわり期と重なるかも・・・と早めに報告を受け、欠席になりました。

妊娠5ヶ月のゲストが参加

招待状を送った後に、第2子妊娠の報告を受けました。

(報告を受けた時期は、まだ妊娠初期のため周りの友達は内緒です。)

結婚式当日は、安定期に入るため出席してくれました!

妊娠10ヶ月のゲストが不参加

招待状を送るため、住所を聞いた時に、妊娠の報告を受けました。

当時は安定期だっため、出席したいという希望があったので、本人の意思に任せて招待状を送りましたが、最終的に欠席になりました。

妊婦ゲストを招待する場合
結婚式当日が、妊娠初期や後期にあたる場合、キャンセルや体調不良でドタキャンになる可能性も考慮して返事を待ちましょう。

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結婚式「妊婦さんのゲスト」配慮と喜ばれるおもてなし

テーブルセッティング・イメージ画像

妊婦ゲストが出席予定の場合、まずプランナーさんに連絡します!

ゲストのフルネームを伝えておくと、当日の宴会責任者やテーブル担当者が何かあれば、すぐに対応できるからです。

会場内は全席禁煙

妊婦がいるのに、喫煙可能にする宴席などありえません!

披露宴だけでなく、二次会であっても、会場は全席禁煙の配慮は必要です。


出入口付近の席次にする

妊娠すると子宮が大きくなり、周りの内蔵が圧迫される影響で、膀胱が押され、頻尿の症状がでやすくなります。

お手洗いに立つ回数が増えるので、出入口に近い席や、途中退場しても目立たない席がおすすめです。


万が一の休憩場所の確保

結婚式の途中で体調が悪くなった場合に、横になって身体を休める場所があるといいでしょう。

ホテルなら宿泊できるので枕などのすぐ備品も揃いますが、専門式場やレストランなどの場合は、事前に確認しておきましょう。

休憩する場所の確認しておくことは、妊婦ゲストに限らず、高齢ゲストを招待する時やゲストの体調不良時の対応にも役に立ちますよ!


ブランケットやクッションを用意

友達が用意してくれたブランケット
実際に友人新婦が用意してくれたクッション&ブランケット

会場内はエアコンが効いていても、フォーマルドレスはどうしても薄着になので、ブランケットだけでも1枚あると助かります!

妊娠中期に入りお腹が出てくると、下半身の血流が悪くなるので、普通に過ごしていても、冷えやむくみ・腰痛などの症状がでてくるのです。

長時間椅子に座っていると、腰やお尻が痛くなるので、クッションもあると助かります。

ブランケットを用意する時の注意点

妊娠を周りにバレたくない&気を遣わせたくないという方もいます。本人の希望がなければ、準備だけしておいて、スタッフに言えばすぐに出してくれるようにしてもOKです!

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妊婦さんに出すお料理と飲み物の注意点

テーブルセッティング・イメージ画像

妊婦が食べてはいけないものというよりは、妊娠中(特につわり期は)は食事の好みが変わります。

人それぞれなので、誰でも妊娠しないと分かりません(笑)

たとえ好みが変わっても、妊娠中は避けなければいけないお料理や飲み物があります!


生ものを使う料理に注意

婚礼料理「鯛の刺身」
婚礼料理(中華)鯛のお刺身

すべての妊娠期間中に気を付けなければいけないお料理は、「リステリア菌がいる食材」です!

  • 加熱していないナチュラルチーズ
  • 肉や魚のパテ
  • 生ハム
  • スモークサーモン
  • 生卵 …など

妊娠中は、普段より生ものによる食中毒に感染しやすいためです!

披露宴のお料理に少しあるぐらいなら、他のゲストと同じコース料理でも問題ありません。

ただし、メインの肉料理がレアのステーキだと、がっかりしてしまうでしょう。

お肉はしっかり焼いたり、生ものは別料理に変更可能か、式場に確認しておくことをおすすめします!


アルコールドリンクは出さない

ワイン・イメージ画像

妊娠中は、胎児に悪影響があるため「アルコールは禁止」です!

たとえノンアルコールを宣伝している飲み物も微量アルコールが入っています。

披露宴の乾杯の時は、「炭酸水」に差し替えることができるか、式場に確認しておきましょう。


ノンカフェインドリンクを準備

ペアカップ・イメージ画像

アルコールと同様に、妊娠中はカフェインの多量摂取も危険とされています。

一定量以上は、肝臓で処理できないため、胎児に影響があるからです!

「カフェインレスの飲み物」を式場が準備できるのなら、おもてなしのひとつになりますよ!

NG!カフェインの入っている飲み物

  • コーヒー
  • 紅茶
  • 緑茶
  • 烏龍茶
  • ココア

おすすめ!カフェインレスの飲み物

  • ミネラルウォーター(水)
  • 麦茶
  • ハーブティー
  • ノンカフェインコーヒー
  • ルイボスティー

「カフェインレスの飲み物」の用意が難しい場合は、お水(氷なし)があるだけでも配慮になりますよ。

妊婦ゲストへおもてなしは、料理と飲み物には、くれぐれも注意してくださいね!

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【体験談】妊娠中に友人の結婚式参列しました!

友人の新郎新婦と3ショット
2次会にて新郎新婦と3ショット(こう見えて、妊娠8ヶ月w)

わたしは妊娠8ヶ月(29週目)で、産院の先生の同意を得て、結婚式&二次会に参加!

友人の結婚式には子ども参加が多かったのですが、披露宴では子どもたちの演出に、なぜかわたしも呼ばれる(お腹の子どもと一緒に参加)というサプライズまでありました。

【関連記事(姉妹ブログ)】
>>>「妊娠8ヶ月で参列!妊娠中に結婚式招待されたら準備すること


新婦友人にリクエストしたもの

友人に聞かれてリクエストしたものは、「乾杯のアルコール」だけです。

当日は、炭酸水に変更してもらいましたが、お料理は他のゲストと同じにしてもらいました。

わたし自身、生ハムや添加物の多いものは避けていますが、生のお刺身でも新鮮なら食べていたからです!

コース料理なんて、赤ちゃんを産んだらゆっくり食べられません(笑)

体重制限もあるので食べすぎには注意しつつ、ありがたく美味しくいただきました!


「結婚式の受付」は辞退

本当は、学生時代の友人たちと一緒に「受付」をする予定でした。

もし万が一、体調不良で行けなくなってしまったら、迷惑をかけると思い、結婚式には参列するけれど、受付の役割は辞退。

結婚式の行き帰りは友人たちと一緒に帰り、実家でのんびりしてから家に戻ったので、その後の体調不良もなく、無事に元気な赤ちゃんを産みました。

妊婦中でも、大切な友人の結婚式に招待してもらって&参加できて嬉しかったです!

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【まとめ】体調に変化がある妊娠中でも、来てくれたことに感謝を!

ウエディングドレス・イメージ画像
  • 出席予定の場合、まずはプランナーさんに連絡!
  • 食べ物や飲み物には注意が必要!
  • 本人に希望が聞けるなら、あらかじめ聞いておくのもOK
  • キャンセルや当日のドタキャンもある程度は考慮して

妊婦ゲストは、ちょっと特別扱いになってしまいますが、身体と体調の変化がある中、お祝いに駆けつけてくれるだけで嬉しいものです。

妊娠期間は大事な時期でもあるので、他のゲストと同じように楽しく過ごしてもらえるよう配慮してみてくださいね。心遣いにきっと喜んでくれますよ!

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