結婚式に参列するのは、大人だけではありません。親戚や友人の子供を、ゲストとして呼ぶこともあるでしょう。
実際に、わたし自身、娘が3歳と4歳の時に「従妹の結婚式」に参列しました。
子連れゲストとして招待されて、嬉しかったおもてなしは3つあります。
- 【席札】子供も一人のゲストとして扱われた
- 【演出】結婚式の演出に参加させてもらえた
- 【ギフト】子供ゲストにプレゼントがあった
子供ゲスト向けの配慮は、年齢によっても気遣い方は違います!
この記事では、「子連れゲストに喜ばれるおもてなしや配慮の方法」を、ゲスト視点でご紹介します!
結婚式「子供ゲスト」に喜ばれるおもてなし
すべての年齢にあてはまる「子連れゲスト」に喜ばれるおもてなしをご紹介します。
- 【席札】子供ゲストの席札を準備
- 【演出】結婚式の演出に一緒に参加
- 【ギフト】子供ゲストにプレゼント
子供ゲストの席札を準備
子供ゲストとは、小学生低学年10歳までのことを指します。
そして、席次表や席札は「くん」「ちゃん」と表記します。
食事なしの乳児でも、席を用意するのであれば、席次表に載せて席札も用意しましょう。
小学校4年生(10歳)以上の高学年になると、微妙なお年頃です。
席次表も「さん」と表記して、お料理に関しても、大人と同じメニューの方がいい場合もあります。
他の子供ゲストとのバランスを考えて決めるとよいでしょう。
- 席札にメッセージを書く場合
- 小学生はもちろん、小学校入学前の5歳6歳でも文字は読めるので、全部の文字を子どもが読める“ひらがな”でメッセージを添えてくださいね♡
例)「〇〇ちゃん、けっこんしきにきてくれて ありがとう!だいすきだよ!」
結婚式の演出に一緒に参加
子供のためではなく、子供を連れてきた親や祖父母が喜びます(笑)
ほほえましい演出になるか、ぐたぐたになってしまうかは当日まで分かりませんが、不公平がないように、式に参加する子供全員に「役割」を与える方がいいでしょう。
小さな子供ほど、“物を持ってまっすぐ歩くだけ”という簡単な演出の方が、ぶっつけ本番でも失敗がありませんよ。
\結婚式の子供の役割例/
- リングボーイ&ガール
- フラワーボーイ&ガール
- ベールガール
- シャボン玉シャワー
- 入退場のエスコートボーイ&ガール
- 花束贈呈
娘が4歳の時に参加した披露宴では、新郎新婦と一緒に「鏡開き」をしました!
ちょっと恥ずかしがっていましたが、わたし(親)にとっても、良い思い出になりました。
子供ゲストにプレゼント
歩き始める1歳以上になると、性格にもよりますが、おとなしく静かに座っているということができなくなります(笑)
「ウェルカムグッツ」として、おもちゃや絵本・お菓子などを準備しておけば、披露宴中に飽きて歩き回ることが避けられるでしょう。
ゲスト側の親も、お気に入りの遊び道具など持参していきますが、新しいおもちゃがあると、子供は喜んで、しばらく遊んでくれることが多いので、とても助かるのです!
- プレゼントの相場は「1000~3000円」
- 0歳から10歳(小学校低学年)までに贈ることが一般的!
- 飽きさせない工夫と、年齢に合わせたプレゼントがおすすめ!
「子供の年齢に合わせたプレゼント」のおすすめは、別記事で詳しく紹介しています。
【関連記事】
>>>「【現役ママ直伝】結婚式・子供ゲストのプレゼント年齢別のおすすめ」
披露宴中に心地よく過ごしてもらえるように、プレゼントや楽しい仕掛けで、おもてなししてみてくださいね!
結婚式・子供ゲストの年齢別に必要な3つの配慮
結婚式(披露宴)で、子供ゲストに必要な配慮は3つあります。
席次は、出入り口の近くがおすすめ
子連れゲストの席次は、「出入口に近い席」や「途中退場しても目立たない席」がベスト!
どんな年齢でも数時間の披露宴になると落ち着かなくなって、泣いたり、飽きてくる子供も出てくるかもしれません。
出入口に近い、目立たない席にしておくと、会場の外で過ごすこともでき、他の一般ゲストにとっても配慮になりますよ。
料理内容は、年齢とアレルギー有無に注意
一般的な披露宴メニューの目安の年齢を、紹介します。
- 生後6ヶ月まで・・・料理は不要!
- 生後6ヶ月~1歳半・・・「離乳食期」
- 2歳~5歳・・・ワンプレートの「お子様セット」
- 5歳~10歳・・・「お子様コース」または「大人と同じ料理」
乳児(0~1歳)の場合は、披露宴の料理は不要です。
2歳からが目安になりますが、食事もできる年齢の場合、子供用の披露宴メニューが必要です!
最近では、卵・乳製品・小麦・エビ・カニといった食物アレルギーを持っている子供も珍しくないので、招待する時には、必ず確認しておきましょう!
式場が考慮してくれるなら、アレルギー以外にも子供の好き嫌いも聞いておくと、当日喜ばれてご機嫌でいられるかもしれませんよ。
- 「子供ゲストの料理代金」に注意!
- 料理・飲み物・デザートビュッフェ・ケーキ代金が、すべて大人と同じように請求されます。子供用の披露宴メニューは、お子様ランチのようなワンプレートで出てくる場合が多いですが、相場は「5000円~」です!
乳幼児には、子供用の椅子があると便利
生後5ヶ月以降は、母乳やミルクだけでなく、「離乳食」も食べ始めます。
披露宴の食事を食べなくても、離乳食を持参して食べる年齢なら椅子が必要です!
小学生以下の2歳~5歳の子供も、大人用の椅子では低いので、「子供用の椅子」の有無を会場に確認しておきましょう。
- 「子供用の椅子」は2種類!
- 落下防止のベルトがついた“赤ちゃん用の椅子”と、座面が高い“幼児用のハイチェア”があります。用意してもゲストが使えなかったということがないように、椅子の種類も確認を!
親視点で紹介!乳児(0~1歳)と幼児(2~5歳)は全く違う
赤ちゃんから乳児(0~1歳)と、幼稚園に入る年齢の幼児(2~5歳)の配慮やおもてなしは、全く違います!
招待する子供ゲストの年齢をしっかり確認して、心地よく過ごしてもらえるように対応しましょう。
乳児期の子供(0~1歳)
授乳・おむつ替えスペース
授乳期(0歳児)の場合は、「授乳(ミルク)」や「おむつ替え」が必要です。
ホテルや専門式場ならトイレも広く、控室などもありますが、レストランなどの場合は、別室を用意できるか確認しておきましょう。
荷物置き場
まだ歩けない0~1歳の子供を連れたゲストは、会場までベビーカーや抱っこ紐で来て、大きなマザーズバックを抱えていることも多いです。
同じテーブルのゲストに邪魔にならないよう、席を広めに取るか、荷物を置ける場所を作ってあげると親切です。
- 「ベビーベット」について
- ベットの貸出ができる会場もあります。あると助かるゲストもいるかもしれませんが、おとなしく寝てくれる赤ちゃんはごくわずかです(笑)
ベットよりも、席の隣にベビーカーを置いて、眠ってしまったらそのまま寝かせておけるくらいのスペースがある方が、子供にとっても親にとっても安心です!
幼児期の子供(2~5歳)
カトラリーセット
子供用のスプーンやフォーク・プラ製コップが用意されているか確認!
お食事用エプロンや、おしぼりを多めに用意してあげると、食べこぼしの片付けに便利でありがたいです。
キッズスペースやベビーシッター
もし子連れゲストが多く、少し予算をかけておもてなしするなら、披露宴会場の一角をキッズスペースにしたり、ベビーシッターを頼むという方法もあります。
「結婚式・子連れゲスト」は非常識!?
ひと昔前までは、子連れはマナー違反だとされていました。
結婚式は厳粛な場であり、新郎新婦にとっての一生に一度の大事な日です。
もしかしたら、厳粛な雰囲気を壊すかもしれません。
ゲスト側からしても、様々なパターンや価値観があります。
子供の年齢やそれぞれの性格によって違うので、正解はありません。
- 夫婦で呼ばれる結婚式なら子供も参加させたい
- 静かにできない年齢だから、結婚式には子供は連れて行かない
- 預け先がないから、結婚式そのものに参加できそうにない …など
新郎新婦同士や両家によっても考え方が違いますので、よく話し合ってから、子連れゲストを招待するかしないかを決めた方がいいでしょう。
一般的には、親族の結婚式であれば、親戚の一員になるのですから、非常識ではありません!
非常識かどうかは、招待されていないのに子供を連れてくることや、泣いたりぐずったりした時に席を外して対応してくれないなど、個人の態度によるものです。
【まとめ】子供ゲストのおもてなしは、周りへの配慮にもなる
- すべての子供の年齢に喜ばれるおもてなしは「席札」「演出」「プレゼント」
- 料理内容とアレルギー、子供用椅子の有無については必ずゲストに確認!
- 子供の年齢によっても気遣い方は変わる!
子連れゲストとして招待されると、ゆっくり食事も味わえない中、子供が泣かないか騒がないかという心配がつきものです。
そんな時に、新郎新婦から「席札」「演出」「プレゼント」といった子供ゲストへ向けてのおもてなしや、持ち物の負担が減る配慮は、とても助かります。
「子供ゲスト」をおもてなしすることは、本人にも喜んでもらえるだけでなく、周りのゲストにとっても、心地よく過ごしてもらえることにつながるのです!
\おもてなしをもう一度読む/
子供ゲストを招待するときは、工夫してアットホームな式を目指してみてくださいね!
「子供の年齢に合わせたプレゼント」のおすすめは、別記事で詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。
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