結婚式にいとこも招待することになった時、親族の中で早い方の結婚だと、参考にできるパターンがないと悩みますよね。
いとこの場合は、年齢や招待する家族構成によって、引出物の必要性は変わります!
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- 0歳~10歳:子供へのプレゼントを用意
- 10歳以上の学生:引出物・引菓子の予算をアップ
- 同居やひとり暮らしの社会人:家族単位の招待なら、引出物不要
- 既婚のいとこ:別世帯のため、招待人数に合わせて引出物用意
わたしたちの結婚式でも“いとこゲスト”を招待し、わたし自身も結婚後、“いとこ家族”として結婚式に参列しました!
実際に、結婚式を経験した「おもてなしする側&される側」両方の視点で、いとこへの引出物で気を付けたいことを解説します。
親族関係は、結婚後も長く続く関係です。
結婚式に良い印象を持ってもらえるように、引出物でしっかりおもてなししましょう。
「未婚のいとこへの引出物」年齢別の贈り分け方法
親族ゲストとして、未婚のいとこを招待する場合は、まず年齢によって変わります。
- 0歳~10歳:子供へのプレゼントを用意
- 10歳以上の学生:引出物・引菓子の予算をアップ
- 社会人:家族単位の招待なら、引出物不要
0歳~10歳の子供ゲスト
おじおばと一緒に参列するいとこが、10歳未満の子供だった場合は、引出物は不要です!
理由は、小さい子供はご祝儀はいりません。
そのため、引出物という記念品を用意する必要がないからです。
ただし、結婚式に子供がいるだけで和んだり、リングピローなどの役割をしてくれると可愛い演出のひとつにもなります!
式に参加してくれた“子供ゲストへのお礼の気持ち”として、「1000円~3000円」くらいのプレゼントを用意しておくと、きっと喜ばれるでしょう。
【関連記事】
>>>「【現役ママ直伝】結婚式・子供ゲストのプレゼント年齢別のおすすめ」
10歳以上の学生
おじおばと一緒に参列するいとこが、小学校高学年以上から大学生の場合も、引出物は不要です!
10歳未満の子供と同じように、基本的にご祝儀は必要ありません。
ただ10代になると、披露宴の食事が「お子様セットやお子様コース」では量が足りないため、大人と同じメニューを希望されるでしょう。
親のゲストが子供の食事代程度、ご祝儀の金額を増やすことがあります!
- 子連れのご祝儀の目安
- 子供用料理代金として +5000円~1万円
大人と同じ料理代金として +1~2万円
必ずしも、食事代も追加して、ご祝儀アップしているとは言えませんが・・・
引出物の予算を上げたり、家族で分けて食べやすい引菓子を準備しておくと、気の利いた贈り物になるでしょう。
同居やひとり暮らしの社会人
20代30代の未婚いとこの場合は、ケースバイケースです。
まず招待状を、誰に宛てて送るのかがポイントです!
招待状 | 引出物 | |
---|---|---|
同居 | 家族で連名 | 家族単位で準備 |
ひとり暮らし | 実家宛で連名 | 家族単位で準備 |
ひとり暮らし | いとこ宛 | いとこの分も準備 |
一般的には、招待状1通につき、ご祝儀は1つのため、引出物も1セットです。
つまり、家族で連名で招待するなら、いとこへの引出物は不要!
おじおば・社会人のいとこ兄弟の4人家族に対して、引出物は1セットでも、マナー違反ではありません。
もし、いとこから招待状を分けてほしいと希望があれば、5000円~7000円程度の予算で引出物を準備しましょう。
【注意】ご祝儀を用意している可能性もあり
家族連名で招待状を出していても、いとこだけ別に、ご祝儀を包んでくれる可能性もあります!
20代30代といえば、すでに友人の結婚式に招待された経験があるので、ご祝儀3万円という一般常識を持っていますからね。
でも、結婚式当日にならないと、本当にいとこがご祝儀を用意しているかはわかりません!
そのため、招待状を家族連名にした場合は、家族向けに1セット準備します。
もし、いとこから別でご祝儀をもらったら、「内祝」や「新婚旅行のお土産」でお返しすることをおすすめします。
「カタログギフト」は、引出物だけでなく、内祝にもおすすめですよ!
【関連記事】
>>>「【女性ゲストに贈る引出物】おしゃれなカタログギフトの選び方とおすすめ」
「既婚のいとこへの引出物」パターン別の贈り分け方法
いとこが既婚者で、別に世帯を持っている場合は、必ず引出物を用意します!
- ひとりで参加:友人向けの引出物と同じの金額の品を準備
- 夫婦で参加:家族単位でひとつ準備
- 子連れで参加:家族単位でひとつ、必要に応じて予算アップ
いとこ単独での招待
いとこは親戚といっても、友人向けの引出物と同じ金額でOK!
理由は、いとこのご祝儀の相場が、20代30代では3万円・40代~5万円と、友人ゲストと同じだからです。
いとこ夫婦を招待
一般的には、招待状1通につき、ご祝儀は1つのため、引出物も1セットです。
ひとりで参加の場合は、引出物ひとつですが、夫婦や家族で参加する場合も、家族単位で引出物をひとつ準備します。
夫婦や家族の場合は、ご祝儀の額が変わるため、単身のゲストより予算を上げて準備しておきましょう。
いとこ家族を招待
いとこ夫婦と一緒に、いとこの子ども(正確には、従甥いとこおい・従姪いとこめい)も招待する場合は、「未婚のいとこへの引出物」年齢別の贈り分け方法と同じです!
- 0歳~10歳:子供へのプレゼントを用意
- 10歳以上の学生:引出物・引菓子の予算をアップ
- 社会人:家族単位の招待なら、引出物不要
自分のいとこでも、いとこの子どもであっても、10歳以下の子供ゲストにプレゼントを用意しておくと喜ばれますよ。
>>>「【現役ママ直伝】結婚式・子供ゲストのプレゼント年齢別のおすすめ」
結婚式「いとこへの引出物」の注意点
親族の引出物は、両親に確認
それぞれの親戚間でルールがある場合があります!
例えば「いとこの年齢に関わらず、家族単位で招待したら引出物はひとつ」など決まっていることがあるのです。
特に、親族の中で初めての結婚の場合、自分たちの結婚式で決めたことが前例になってしまいます。
今後の親族関係にも関わることです。
親族の引出物は、新郎新婦それぞれの親とよく相談したうえで準備しましょう。
招待状を送る前に、いとこへの送り先確認
一般的に、招待状は1通につき、引出物は1セットです。
成人した未婚いとこを招待する場合、「招待状は家族連名にするか、いとこは別にするか」事前に確認しましょう。
招待状について聞くことで、引出物をどうするか直接聞くより、スマートに相談できますよ。
同世代のいとこは同じ金額にする
同世代のいとこは同じ金額、または同じ引出物を準備しましょう。
引出物の内容や金額が大きく違うと、親族間のもめごとにもなってしまうので注意が必要です!
20代30代40代のそれぞれのいとこが参列する場合、ひとりだけ違う金額にならないように、いとこ間でご祝儀額を統一してくる可能性もあります。
一般的には、年齢が上がるにつれてご祝儀額も上げることがマナーです。
もし、多くご祝儀をいただいたら、あとから「内祝」としてお返しする方がスマートでしょう。
【体験談】「いとこへの引出物」贈ったものともらったもの
実際に、わたしたちの結婚式で準備した引出物と、いとことして参列した時の引出物を紹介します。
結婚式で準備した引出物
結婚式に招待した“いとこゲスト”は5名。
40代既婚者と20代未婚女性だったので、引出物を贈り分けしました。
いとこ既婚男性・いとこ夫婦(6000円)
- 「記念品」 … 百貨店のカタログギフト
- 「引菓子」 … ゴディバ
- 「縁起物」 … 紅白さぬきうどん(乾物)
いとこへの引出物の定価は、8085円です!
式場提携の縁起物以外は、引出物も引菓子も持ち込みして、各種割引を使って6140円に節約成功!
招待したいとこは、40代男性で新郎側だったため、ご祝儀が3万円か5万円か予想がつかず、失礼がないように、少し高めの予算で引出物を準備しました。
いとこ未婚女性・ひとり暮らし(5000円)
- 「記念品」 … afternoonカタログギフト
- 「引菓子」 … ゴディバ
- 「縁起物」 … 紅白さぬきうどん(乾物)
20代女性なので、男性のいとこ達とは違う、「afternoonteaリビング」のカタログを引出物として選びました。
【関連記事】
>>>「おしゃれブランド厳選!結婚式引出物で贈りたい女性向けカタログギフト」
未婚の20代いとこは、ひとり暮らしをしている社会人で、家族単位での招待でした。
今思えば、引出物は必要なかったのですが・・・
他の既婚いとこには引出物があるのに、ひとりだけ紙袋がないというのもかわいそうだと思い、今後のお付き合いも考えて準備しました。
実際に、おじおばとまとめてのご祝儀でしたが、3人分でも多い金額だったので、いとこの引出物も準備しておいて良かったです!
いとこ家族として参列した結婚式の引出物
結婚後に、“いとこ家族”として、夫婦+娘3歳の3人で招待されました。
- 「記念品」 … カタログギフト
- 「引菓子」 … バウンドケーキ
- 「縁起物」 … かつおぶし
- 3歳の娘へ「お菓子のプレゼント」
いとこ家族としてもらった引出物は、友人向けと変わらない3点セットです。
結婚式終了後、親族だけの懇親会のときに、子供ゲスト全員にプレゼントを配ってくれました!
挙式が11月だったため、アンパンマンのクリスマスブーツでした。
3歳だからアンパンマンで喜ぶギリギリの年齢ですが、子どもをもてなしてもらうと親が嬉しいです!
【まとめ】いとこへの引出物「予算早見表」
引出物予算 | ご祝儀の相場 | |
---|---|---|
未婚(親と参加) | いとこ分は不要 | 家族で連名 |
未婚(ひとり参加) | 5000円~7000円 | 3万~5万 |
既婚(ひとり参加) | 5000円~7000円 | 3万~5万 |
既婚(夫婦参加) | 7000円~1万円 | 5~7万円 |
既婚(夫婦と子供) | 7000円~1万円 | 5~7万円 |
いとこゲストの場合、年齢や招待する家族構成によって、引出物の必要性は変わります!
特に、20代30代の未婚のいとこを招待する場合は、招待状を、誰に宛てて送るのかがポイントです!
家族単位で招待する場合は、招待状1通につき、ご祝儀は1つのため、引出物も1セットとして考えましょう。
- 未婚のいとこは、家族単位の招待の場合、引出物は不要
- いとこがひとりで参加する場合は、友人ゲスト相当の引出物を準備
- 親戚間の引出物予算は統一!ご祝儀を多くもらったら「内祝」としてお返し
親族関係は、結婚後も長く続く関係です。
結婚式当日だけでなく、式後に持ち帰った引出物にまで気配りがあると、親族内の評判がぐっと上がりますよ。
引出物の内容に関しては、「女性向けのおしゃれカタログギフト8選」の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。