現在は、両家の顔合わせだけで十分「結納代わり」になります!!
結婚式前の結納は、必ずしなければいけないものでしょうか?
実際に、わたしたちも「結納」はしていません。
「結納」にお金を使うくらいなら、新居費用に充てたかったので、記念品にあたる「婚約指輪」も持っていません。(職業柄、結婚指輪さえつけられないという理由もあります。)
自分から両親と旦那くんに「結納はなしにして、両家顔合わせ食事会にしたい」と伝えました!
ここがポイントです!
結納なしにするかどうかの権限は、新婦側にあります!
つまり、新郎側が拒否しても、新婦側が結納してほしいなら強行したっていいのです(笑)
この記事では、結納代わりの「両家顔合わせ食事会」についてご紹介します。
結納金は100万円!?「結納」とは
“結納”とは
婚約により両家が親族関係を‘結’ぶことを祝い、結納品・家族書・婚約記念品などを‘納’めること
「関東式」では、“結納を交わす”といい、新郎家・新婦家共に同等の結納品を贈り合います。
そして、「関西式」では、“結納を納める”といい、新郎家だけが新婦家に結納品を贈ります。(注意:婿養子の場合は逆になります!)
さらに「正式結納」の場合は、仲人を立てて、結納品や家族書の他に、“結納金”を新郎家から新婦家に渡すしきたりがあります。
だいたい50~100万円!!
もともと昔は、‘このお金で新しい着物や帯など買ってお嫁にきてください’という意味があったのです!
今でも、新居で必要な家具や家電を買うための「結婚準備金」という意味では変わりません。
婚約記念品
最近では“結納金”の代わりに、結納品と一緒に“婚約記念品”として婚約指輪をお披露目することが多いです。
結納金の代わりなのですから、50~100万と同じ。
つまり、婚約指輪が給料3ヶ月分と言われるのは、結納金の意味からきているのです!
とはいえ、必ずしも婚約指輪を購入する必要はありません。
実際にわたしたちも、婚約指輪なしで「両家顔合わせ食事会」をしました。
婚約記念品なし!「両家顔合わせ食事会」の注意点
“両家顔合わせ食事会”とは、両家がホテルや料亭、レストランなどで、顔合わせをかねて食事をすることで親睦を深め、正式に婚約を認めてもらうスタイルです。
約7割の人が食事会のみで婚約しているというデータもあります!
もし、婚約記念品なしで「顔合わせ食事会」を予定しているなら、3つの点に注意しましょう。
- 進行内容を考えておく!
- 顔合わせに慣れた個室のあるお店がおすすめ!
- 席次に注意!
進行内容を考えておく!
「お互いの親が勝手にしゃべるだろう。」の呑気に構えてはいけません(笑)
食事会といっても、2時間程度あります。簡単な進行を考えておきましょう!!
- はじめに、自己紹介または家族紹介
- 乾杯の発声は誰がする?
- 婚姻届の証人欄に署名
- 顔合わせの集合写真
- アルバムやプロフィールブックを持参
特に、婚約記念品(婚約指輪)を用意しない場合は、ただ食事するだけだと、時間が間延びしてしまうでしょう。
婚姻届の証人欄に署名したり、集合写真を撮ったり、お互いの子供時代のアルバムを持参したりするアイデアもあります。
結納代わりの簡単なイベントをする場合は、お酒が入らないうちに必ず食事前にしましょう!
わたしたちは、記念品なしの代わりに、互いの父親から婚姻届に署名をもらうことをしました!事前に承諾をもらい、印鑑を必ず持ってくるように伝えて、念のため下敷きも持参。
「顔合わせ食事会」が、プライスレスな良い思い出になりました!!
個室のお店がおすすめ!
ホテルや料亭でなくても、個室のあるレストランでもOK!
ただし、パーテンションで仕切られているだけでは、他のお客さんが騒がしいと、せっかくの機会が台無しです!!
なるべく「結納」や「顔合わせ食事会」に慣れているお店の方が、接客経験の長いスタッフを配置してくれたり、配膳のタイミングを配慮してもらいやすいので安心ですよ。
「一休.comレストラン」は、厳選レストランに特化した予約サイトなので、顔合わせ食事会のお店を探すのにぴったりです!!
席次に注意!(片親の場合は臨機応変に)
個室を利用する場合は、上座と下座とあります。
両家向かいあう席次が一般的ですが、わたしたちの場合は、パートナーが父子家庭のためイレギュラーな席次にしました。
①新郎父 | ②新婦父 |
③新郎 | ④新婦母 |
⑤新婦 | ⑥新婦妹 |
片親の場合は、母親が上座に座っても問題ありません。
入口より、一番奥が上座になることを覚えておくと、当日席次に焦らなくて済みますよ。
「両家顔合わせ食事会」5つのポイント
「顔合わせ食事会」をセッティングするときは、5つの点に気をつけましょう!
- 「時期」入籍の半年前~最低3ヶ月前にする
- 「場所」花嫁側の地元、または両家の中間地点
- 「日取り」お日柄も選ぶとなお良し!
- 「服装」両家で服装を合わせる
- 「費用」費用負担は誰がするか考えておくこと!
顔合わせは、入籍の最低3ヶ月前に!
「結婚式前」ではありません!
「入籍前」に両家が会う機会を作りましょう!!
双方の両親へのあいさつを終えたら、入籍の半年~3ヶ月前に行うことが一般的です。
結婚式準備と並行して、結納や食事会をセッティングするのはとても大変です。
式場との打ち合わせが本格化する前に、「顔合わせ食事会」を準備することを強くおすすめします!
花嫁側の地元、または両家の中間地点で行う
正式結納の場合は、「新婦の家」で行うことが一般的です。
つまり、顔合わせ食事会であっても、基本的には花嫁側に合わせ、花嫁の実家や地元にあいさつに行きます。
もし、それぞれが遠方の場合は、中間地点で会うように話し合いをしましょう。
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お日柄も選ぶとなお良し!
わたしたち結婚する世代は、お日柄は関係ないと思う方もいるかもしれませんが、親世代は日取りを気にする人も多いので、六曜にも注意しましょう!
- 「大安」… 一日中吉
- 「友引」… 午前中と夕方が吉
- 「先勝」… 午前中が吉
- 8のつく日… 「八」の形から末広がりで縁起が良い
結婚式では、六曜で料金に差が出ることもありますが、料亭やレストランなどの一般のお店は、六曜は関係ありません。
都合がつくなら、お日柄のいい日「大安吉日」を選びましょう!
費用負担は誰がするか考えておくこと!
食事会の費用負担は、「新郎新婦ふたりで」または「新郎側」がすることが多いです。
食事会終了後に、会計を誰がするのか譲り合わないように、事前に誰が負担するのか両家に伝えておきましょう。
両家で服装を合わせておくこと!
フォーマル | ブラックフォーマルスーツ・アンサンブルスーツ・和装 |
セミフォーマル | スーツ(ネクタイなしもOK)・フォーマルワンピース |
カジュアル | きれいめのカジュアル |
結納代わりの「食事会」といっても、両家が顔を合わせる初めての機会です。
フォーマルからカジュアルまで服装は自由ですが、両家で服装に違いがあると、親に恥をかかせて気まずい雰囲気になってしまうでしょう。
両家の服装の格をあわせて、みんなが心地よく過ごせるようにしましょう。
もし、手持ちの服がサイズが合わなかったり、流行遅れになっていたときは、ぜひ「ワンピースレンタル」や「着物レンタル」を検討してみてください!
【まとめ】「両家顔合わせ食事会」で結納代わりになる!
結納というカタチにこだわらなくても、入籍前(結婚式前)に親同士が挨拶できる機会をつくることはとても大切なことです!
お互いの両親の希望や、地域柄に問題がなければ、十分、「顔合わせ食事会」で結納代わりになりますよ。
たとえ、婚約記念品や婚約指輪なしでも問題ありません!
ただ顔合わせ食事会が間延びしないよう、お店選びだけでなく、進行内容も合わせて考えておきましょう!!
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