結婚式場までの“ウェディング送迎”は、おもてなしのひとつになります!
遠方ゲストや親族ゲストへの気遣いは、交通費の『お車代』だけではありません。
お車代を一人一人に準備するより、タクシーや貸切バスを用意すれば、ゲストに移動の不安や心配をせず、安心して結婚式に参加してもらうことができるでしょう。
この記事では、「送迎タクシー」や「貸切バス」を使った移動方法や、メリット&デメリットをあわせてご紹介します。
結婚式送迎タクシーや貸切バスで、ゲストをおもてなしする方法
送迎タクシーや貸切バスは、ゲストが式場に来るまでの交通手段や、挙式会場から披露宴会場までの移動手段など、距離がある場合に使える方法です。
- 結婚式場が駅から遠い
- 挙式会場と披露宴会場が離れている
- 年配の親族ゲストを招待する
- 遠方ゲストが多い
移動する人数が多くなれば、タクシーやバスを手配する方が、お車代を一人一人に準備するより安くなる場合もあります!
【関連記事】
>>>「東京・名古屋・大阪「結婚式のお車代」遠方ゲストに1万円は少ない?」
「結婚式送迎タクシー」
- 4人まで・・・「タクシー」
- 9人まで・・・「ジャンボタクシー」
少人数の移動では、タクシーを数台チャーターすると便利!
移動する人数が20人程度になる場合は、貸切バスを1台借りる方がお得です。
- 「ジャンボタクシー」とは
- ジャンボタクシーは、最大9人までのワゴン車です。ゲストを分ける必要もなく、タクシー2台借りるより料金が安い!「タクシー会社」「バス会社」どちらでも配車を頼むことができます。
「結婚式送迎タクシー」の料金
結婚式の送迎タクシーは、地域や各タクシー会社により、料金は異なります。
一般的には、距離で値段が変わる「メーター料金」ですが、「時間制運賃」として貸切料金を支払うタクシー会社もあります。
「結婚式送迎タクシー」の依頼方法
- 式場に提携のタクシー会社があるか確認
- 地域のタクシー会社に連絡
結婚式場がホテルの場合は、提携しているタクシー会社があります。
式場との連携も取りやすく、土地勘もあるのでおすすめですよ。
提携のタクシー会社がない場合は、地域のタクシー会社に直接連絡します。(参考サイト:タクシーサイト)
ただし一般のタクシー会社は、県内・府内のみなど送迎可能な地域が限られている場合があるので、ご注意ください!
「結婚式貸切バス」
- 20人程度・・・「小型バス」
- 30人以上・・・「大型バス」
移動する人数が20人程度になる場合は、タクシーより貸切バスを1台借りる方がお得です!
小型バスと大型バスを手配したい場合は、「バス会社」へ連絡します。
「結婚式貸切バス」の料金
貸切バスの料金は、往復または片道の距離・バスの車種によって金額が変わります。
バス会社によっても料金が違うため、結婚式場比較のように、見積もりを取ることをおすすめします!
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実際に、わたしも数社のバス会社にメールなどで問い合わせしましたが、しつこい勧誘電話などなかったのでご安心ください。
「バス会社」の比較ポイント
- 冠婚葬祭の利用に慣れた会社か
- 自宅・駅など指定した場所が選べるか
- 車内の広さや快適さを明記しているか
- 指定場所まで迎えに行く料金が必要か
大切なゲストを、移動の間も気持ちよく過ごしてもらえるように、バス会社をしっかり比較しましょう。
- 貸切バスを検討した体験談
- もともと親族ゲスト中距離移動(奈良~神戸間)のために貸切バスを検討していました。
結局、自家用車で結婚式場のホテルまで来ることになり、話は流れてしまったのですが、車を運転するゲストはお酒は飲めず、朝早くからの婚礼スーツ着たままの運転をしてもらうことになり申し訳なかったです。
自家用車や在来線乗り継ぎが大変な地域からくる親族ゲストには、タクシーや貸切バス手配がおすすめですよ。
結婚式送迎タクシーや貸切バスを利用するメリット&デメリット
結婚式で送迎タクシーや貸切バスを利用するときの「メリット」と「デメリット」をご紹介します。
ゲストにとってのメリット
タクシーや貸切バスを用意すれば、ゲストの様々な不安を取り除くことができます!
- 式場まで坂道があっても大丈夫!
- 重い荷物を持ったまま、電車を乗り降りしなくていい
- 天気に左右されない!暑い日・寒い日・雨の日でもOK
- 親族や招待グループの話がはずむ
- 披露宴中のお酒が飲める
特に、年配の親族ゲストを招待する場合は、移動に気を遣うでしょう。
移動の負担が少しでも軽くなることで、結婚式に参加しやすくなりますよ。
また結婚式場までのタクシーやバスを手配することで、披露宴中にお酒を楽しむこともでき、ゆっくり親族やグループ間で会話できます。
新郎新婦にとってのメリット
送迎タクシーやバスを利用することは、ゲストだけでなく、新郎新婦にとってもメリットがあります。
- お車代を用意するより安くなる
- お車代の準備や手間が不要
- 新郎新婦もタクシーやバスを利用できる
「結婚式のお車代」の場合、5000円や1万円といったキリのよい数字で渡さなければいけません!
実際の交通費より多くても上乗せして渡したり、グループ間で統一する必要もあります。
タクシーやバスと手配することで、お車代を準備し、当日一人一人に渡す手間もなくなるのです。
新郎新婦の婚礼タクシーにもなる!
- 「挙式会場」から「披露宴会場」へ
- 「披露宴会場」から「二次会会場」へ
ゲストのおもてなしのためにタクシーや貸切バスを依頼した場合、新郎新婦も一緒に移動することが可能!
タクシーの場合は、ゲストとは別に後から出発する方法もあります。
“挙式会場から披露宴会場”・“披露宴会場から二次会会場”が離れている場合、新郎新婦自身の移動も忘れずに準備しておきましょう!
二次会会場へ新郎新婦だけの移動や、仕事の普段使いにも!「GO《ゴー》」や「DiDi(ディディ)」といったタクシーアプリを事前インストールしておくと便利です。
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タクシーが呼べるアプリ GO《ゴー》
送迎タクシーやバスを利用するデメリット
- タクシー会社やバス会社の比較検討に時間がかかる
- 「タクシーチケット」の用意が必要な場合がある
お車代の準備をしなくていいものの、タクシー会社やバス会社を比較検討し、依頼するという移動手段の準備が必要です。
依頼するタクシー会社に「タクシーチケット」がない場合は、手作りしなければいけません!
【関連記事】
>>>結婚式・手作りペーパーアイテム「タクシーチケットの作り方」
- 「タクシーチケット」とは
- タクシー料金を支払う時に、現金のやりとりをせず清算できる紙のチケット。結婚式で利用する場合、ゲストの乗車料金が新郎新婦に宛に後日請求されます。
【体験談】結婚式・タクシーを8台チャーターしました!
わたしたちの結婚式は二部制で、「挙式」→「親族食事会」→「友人向け1.5次会」という流れだったため、挙式のみ参列のゲストのためにタクシーを手配しました!
結婚式場のホテルから1.5次会会場まで、たった徒歩約5分の距離です。
でも、時期が真夏で、挙式から1.5次会までの空き時間が約3時間ある中で、わざわざ挙式のみに参加してくれる友人たちに、何かしたいなと思って用意したおもてなしのひとつです。
送迎タクシーにかかった金額
【見積もり額】700円×8台「5600円」
→ 【後日の請求】「5680円」
式場提携のタクシーを利用したため、打ち合わせ時に、タクシーを8台(ゲスト用7台+新郎新婦分1台)を依頼。
迎え時間&乗車する氏名をプランナーさんに連絡するだけ&タクシー料金は、披露宴代金とあわせて清算することで楽に済みました!
請求金額は、純粋なタクシー代金(メーター料金)だけです。
1メーターぐらいの距離なので、金額は安いですが、他の費用は一切かかっていません!
送迎タクシーを利用した感想
メリット
『ゲストにお手伝いを頼みやすい』
1.5次会の会場まで、親族食事会で使った「装花(メイン&ゲストテーブル)」を運んでもらう役割を一部のゲストにお願いしました。
タクシーがあるので、移動の負担が少なくて、お手伝いを頼みやすかったです。
【関連記事】
>>>「結婚式のお花を持ち帰り!ゲストへのプレゼントにする活用方法」
『自分たちの乗るタクシーも後日清算できた』
ゲストだけでなく、自分たちも1.5次会会場に移動しました。
タクシー代金を持ち歩かなくてよいだけでなく、タクシーの運転手に、心付けをした方がよいのかなど考えずに済みました(笑)
デメリット
『タクシーチケットを手作りすることになった』
式場提携の会社には、タクシーチケットがなく、あくまでゲストが分かるように作ればいいとのことでしたが、挙式1ヶ月前にわたしの仕事が増えました(笑)
【関連記事】
>>>結婚式・手作りペーパーアイテム「タクシーチケットの作り方」
『ゲストに相乗りのお願い』
タクシーなら最大4名までは乗れますが、2〜3名に分かれて乗ってもらうことが適当なため、乗る組み合わせを決めて、ゲストに連絡するということが必要でした。
『タクシー料金は依頼した時間より加算』
「14時に3名乗車」と依頼していると、14時からメーターが動き始めるそうで、微妙に加算されていきます。
そのため、同じ距離で信号は1つしかないはずなのに、料金はまちまちでした。
【まとめ】結婚式場までのウェディング送迎は、おもてなしのひとつ
- タクシーや貸切バスといった、ゲストの送迎方法がある
- お車代を一人一人に準備するより、安くおもてなしできる
- ゲストにとっても新郎新婦にとってもメリットがある
ゲストが式場に来るまでの交通手段や、挙式会場から披露宴会場までの移動手段など距離がある場合に、タクシーや貸切バスでの送迎方法を、ぜひ参考にしてみてくださいね!